6月13日@科学技術館

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本日の科学ライブショー「ユニバース」は矢治健太郎(国立天文台)が案内役を
務め、上演いたしました。
まずはじめは「太陽系の姿」
太陽から近い順番に惑星をみていきました。実際には出来ない時間の早送りを
したり、戻したりできるのもシンラドームの良いところ。時間を早く進めて、
大赤斑を目印に木星の自転時間を測ってみました。みなさん、予想は
当たっていましたか?
そして、太陽に近づいて、最近の太陽活動をみていきました。最新の
太陽黒点画像は黒点が数個ありましたね。太陽の黒点は11年周期で
増減しますが、今はピークを越えたところです。そんな太陽活動の様子は
国立天文台太陽観測所のホームページは毎日の太陽の姿を載っているので、
これを機にチェックしてみてくださいね。
「ライブ天体観測」のコーナーではヤーキス天文台と中継でつなぎお話して
いただきました。ライブショーの直前に晴れたらしく、ついさっき撮った
ばかりの写真を紹介してくださいました。子持ち銀河を含む、いくつかの銀河の
写真やふくろうの顔が印象的なふくろう星雲の写真、また地球に近い小惑星の
数枚重ねて動画にしたものがありました。小惑星が動いていることがよく
わかりましたね。


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図:子持ち銀河

また、「ゲストコーナー」では「宇宙嵐から宇宙飛行士を守る」という題で
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の越石英樹さんにお話しいただきました。
宇宙は地上と違い、無重力、真空、そして放射線の量が多いところです。
放射線の量が多いと、装置が故障してしまったり、人が病気になってしまったり
します。私たちの地球は 地球磁場と地球大気に守られてますが、宇宙で動作する
人工衛星や活動する宇宙飛行士たちには多くの放射線が降り注ぎます。特に
太陽フレアという、太陽表面での爆発があると放射線が多くなり、人工衛星に
あたると装置に異常が起きたり、地上では電波障害が起きたりします。
そんなときは宇宙飛行士も船外活動をせず、なるべく被曝しないようにしています。
安全で高信頼性の宇宙開発に向けて工夫をしています。いつか、惑星探査、
願わくは宇宙旅行をしてみたいですね。
それまでは毎週土曜の科学ライブショー「ユニバース」へ宇宙旅行にいらしてください。
お待ちしております!