10月22日@科学技術館

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本日の科学ライブショー「ユニバース」は、大朝由美子(埼玉大学)が案内役を務め、
お送りしました。
最初は科学技術館から見える昼の空からスタート。この時間に星や天体を見るには
どうすればいいのでしょう?という質問に、宇宙に行ったり、
サングラスをかけて太陽を見たり、時間を進めて夜の世界に行ったり…と
多くの子どもたちからいろんなアイデアが出ました。
まずは昼に見える天体、太陽に注目。最初の画像は、埼玉大学で撮られた太陽。
最近の太陽は黒点がほぼないのっぺりとした姿をして、あまり活発ではないようです。
その次はアメリカの太陽観測衛星で撮られた現在の太陽のX線画像。
こちらは埼玉大学の可視画像とは違った姿をしていました。
続いて時間を進めて夜へ…とその前に、東京の科学技術館の夜空では幾つの星が
見えるのか?という質問。数個や十数個から一兆個!まで、幅広い答えが出ました。
正解は何個なのか、ぜひ実際の星空を数えてみてください。
そして時間を進めて星空の世界へ。午後6時ごろにはまだ夏の大三角やさそり座が
見えます。さそり座の一等星アンタレスのそばに二つの明るい星、さらにいて座の近くにも
明るく輝く星が一つ見えます。さて、この明るく輝く星たちの正体は?
正解は記事の最後へ…
さらに時間を進めると、オリオン座なども見えてきました。冬がそこまで来ています。
「ライブ天体観測」のコーナーでは、アメリカのヤーキス天文台と中継をつないで、
現地で撮影された画像を紹介していただきました。今回は月、コリーさんの大好きな土星、
球状星団、渦巻銀河の4つです。


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図:月

そして「太陽系の姿」、「宇宙の果てへ」のコーナーでは、地球を飛び出して宇宙旅行へ。
木星の衛星エウロパの姿を確認し、土星の環くぐりをした後は火星や冥王星の姿を捉えた
動画を見ました。
火星の姿を捉えたのはキュリオシティというローバー。火星の全天周のパノラマ画像から、
火星の表面が荒れた赤い山地のような姿であることがわかりました。そして太陽系を
飛び出し今度は恒星や銀河の世界へ。
私達の暮らす太陽系がある天の川銀河の姿を眺めつつ、さらにその外側にある様々な
銀河の間を遊泳して、地球へと着陸しライブショーは終了しました。
科学ライブショー「ユニバース」では毎回様々なゲストをお呼びして科学の話題をお送りしています。
ぜひ科学技術館4階シンラドームへお越しください。
★正解は、土星、火星、金星の、太陽系の惑星たち!