9月10日@科学技術館

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本日の科学ライブショー「ユニバース」では野本知理(千葉大学)が案内役を務めました。

「分子の世界」のコーナーでは、水やエタノール、その他さまざまな調味料の分子の形を紹介しました。また、食塩の温度を変化させ、固体、液体、気体と状態が変わるにつれて分子の運動が激しくなる様子もシミュレーションで見ていきました。

「恒星間飛行」のコーナーでは、人工衛星ガイアの観測によって得られた約20億個ものデータから再現した星空を紹介しました。地球から見える星空だけでなく、他の恒星から見える星空や、遠い過去の星空も再現することができます。今回は地球から一番近い星であるケンタウルス座α星から見える星空や、紀元前の星空を見ていきました。場所によって星座の見え方が違うことや、時間とともに星々が移動することでも見え方が変わってくるということが分かりました。

「重力の不思議」のコーナーでは、太陽系についてのさまざまなシミュレーションをおこないました。地球の速さが小さくなった時の1年の長さや、突然太陽が消えてしまった時の太陽系、突然太陽がたくさん出現した時の惑星の動きなどを見ていきました。
太陽や惑星たちの複雑な動きに驚きの声も上がり、会場は非常に盛り上がりました。

科学ライブショー「ユニバース」では毎回さまざまな科学の話題をお送りしています。
ぜひ科学技術館4階シンラドームへお越しください。

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