4月8日@科学技術館

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本日の科学ライブショー「ユニバース」では、矢治健太郎(自然科学研究機構 核融合科学研究所)が案内役を務めました。

まず、核融合科学研究所について紹介しました。核融合科学研究所を知っているお客様が会場内にいらっしゃいました。
この研究所では、1億2000万度という太陽の中心よりも高い温度のプラズマをつくりだすというような研究を行っています。

次に、4月17日から23日は、科学技術週間であることを紹介しました。文部科学省が、学習資料「一家に1枚」を発行しており、今年は「ウィルス」をテーマにした資料のポスターが発行されています。

「太陽系の姿」のコーナーでは、お客様に実際の太陽系とドームに映し出された太陽系の間違いを探していただきました。太陽系の惑星の名前を内側からお聞きしたり、金星や火星を英語で何というのかをお聞きしたところ、お子さん達が元気よく声をあげて答えて下さいました。

続いて最近の太陽について、太陽フレアを国立天文台やSDO衛星で観測した動画で確認しました。また、日々変化している黒点の数をグラフで確かめました。

4月20日に日本の一部で部分日食が見られること、4月23日に月が金星に近づき、同月26日には火星に近づくことを紹介しました。

「本日の星空」のコーナーでは、冬の星座であるふたご座やおうし座、オリオン座の後に、春の大三角も見ていきました。アークトゥルス、スピカ、デネボラの三つの星を結んだ三角形を春の大三角といいます。

最後に「宇宙の果てへ」のコーナーでは、太陽系の外に出て、天の川銀河を眺めました。また、千葉大学がプレスリリースした「世界初!光り輝くブラックホールのペアを遠方宇宙で発見」を紹介しました。最後に、宇宙の大規模構造について紹介してから、地球に戻りました。

科学ライブショー「ユニバース」では毎回さまざまな科学の話題をお送りしています。
ぜひ科学技術館4階シンラドームへお越しください。

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