6月24日@科学技術館

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本日の科学ライブショー「ユニバース」では、矢治健太郎(自然科学研究機構 核融合科学研究所)が案内役を務めました。

本日の案内役が務める核融合科学研究所では、核融合に関する研究が行われています。最近の研究では、ホウ素を使用したクリーンな核融合が大きくメディアに取り上げられたそうです。ヘリカちゃんのアニメでは、核融合エネルギーについてわかりやすく紹介されました。

まず「太陽系の姿」のコーナーでは、太陽系に属する惑星を水星から順に見ていきました。
火星についての紹介では、NASAの火星探査車パーシビアランスが撮影した画像から、火星表面の特徴的な起伏が確認できました。
日本でも、火星衛星探査計画(MMX)が進んでおり、今後の動向が楽しみですね。

「最近の太陽」からは、太陽の黒点や太陽コロナの様子が紹介され、21日にも大きな太陽フレアが発生しました。太陽フレアによっては、地球のオーロラ発生に影響を与えており、地上の通信機器にも影響を及ぶことがあります。

「本日の星空」のコーナーでは、しし座や北斗七星など春の星々が夕方の西の空で輝いていました。夜更けの東の空には、ベガ(織姫星)やアルタイル(彦星)などの七夕でおなじみの明るい星々も見られます。また、一昨日の西の空で月が金星と金星に接近したことも話題に上がりました。
地球、そして太陽系を飛び出し、太陽系の外から見た星座の形や銀河の分布を示す大規模構造を見ていきました。
天の川銀河の最新の構造図や、宇宙初期の巨大質量星の痕跡発見などの話題が紹介され、今回のライブショーは終了しました。

科学ライブショー「ユニバース」では、第2・4土曜日さまざまな科学の話題をお送りしています。
ぜひ科学技術館4階シンラドームへお越しください。

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