6月10日@科学技術館

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本日の科学ライブショー「ユニバース」は、亀谷和久が案内役を務めました。

最初は科学技術館の正面入り口から始まり、その後本日の20時に時間を進めて星空について紹介しました。
今の季節は春の星座と夏の星座を見ることができ、今日は北斗七星やさそり座、夏の大三角形などを紹介しました。

次のコーナーでは地球を飛び出し、一気に地球から離れていきました。
私たちが住む地球がある天の川銀河は渦を巻いた円盤のような形をしています。そして、さらに遠く離れていくと天の川銀河の他にもたくさんの銀河が存在していることがわかります。そのまま、宇宙の大規模構造まで説明して太陽系に戻りました。

三つ目の「太陽系の姿」のコーナーでは太陽系の動き方に関する様々な実験を行いました。地球の速さを速くしたり、太陽を消して見たりなど、現実では絶対できないシンラ―ドームならではの面白い実験によって、太陽や惑星同士の重力の働きについて楽しく学んでいきました。

本日の「ゲストコーナー」では、国立天文台アルマプロジェクトの伊藤哲也さんにご出演いただきました。伊藤さんは南米チリにあるアルマ望遠鏡で働いていて、アルマ望遠鏡での仕事についてチリの首都、サンティアゴからライブ中継で紹介していただきました。
アルマ望遠鏡は直径7mと12mのアンテナが合計66台もあり、全部合わせて一つの望遠鏡として動かすこともできます。66台のアンテナは配置を変えることが可能で最大16kmも離した位置に配置することもできるそうです。
さらにこの望遠鏡は標高5000mのアタカマ砂漠に設置されていて、広く、宇宙からの電波が届きやすい、観測に適した場所に設置されています。そのため空気が薄く、標高5000mで作業をするときは酸素ボンベが必要になるそうです。そんなアルマ望遠鏡では主に宇宙の始まりや惑星のでき方などについて、世界中の天文学者からの観測を受け、日夜観測をしています。

科学ライブショー「ユニバース」では毎回様々な科学の話題をお送りしています。ぜひ科学技術館4階シンラドームへお越しください。

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