3月23日@科学技術館

投稿者:

本日の科学ライブショー「ユニバース」は、亀谷和久(国立天文台)が案内役を務め、ゲストに本間英智さん(国立天文台)をお迎えしてお送りしました。

本日のライブショーは科学技術館の前からスタートしました。

「本日の星空」のコーナーでは、南の空に冬の星座であるオリオン座、おおいぬ座、こいぬ座、ふたご座、ぎょしゃ座、おうし座とそれぞれの一等星、東の空に春の星座であるしし座を見ていきました。

次に「太陽系の姿」のコーナーでは、太陽系の惑星を紹介していきました。
また、先日はやぶさ2がタッチダウンしたリュウグウも見ていきました。

「宇宙の果て」のコーナーでは、宇宙の大規模構造と宇宙背景放射を見て、地球まで戻ってきました。

「ゲストコーナー」では、本間英智さんに「星を調べて銀河の過去を想う~銀河考古学への誘い~」と題してお話していただきました。
あまり聞きなれない言葉である「銀河考古学」とは、古い星の明るさや元素を観測することで過去の銀河について調べることです。
天の川銀河の周りにも矮小銀河と呼ばれる小さな銀河がいくつも存在します。
近くにいる矮小銀河の特長のひとつは、星をひとつずつ観測できることです。
星の色や明るさを調べる測光観測と、光の波長により物質を見分ける分光観測により、矮小銀河に含まれる星の性質を知ることができるそうです。

本間さんは、観測で得られたデータを理論で読み解く研究をされています。
測光観測からは星の年齢とその年齢の星の数がわかり、そこから100億年以上前に生まれた古い星が多いことがわかりました。
また、分光観測で分かったマグネシウムと鉄の量をモデルで分析することで、矮小銀河では鉄が異常に少ないこともわかりました。
しかし、鉄が異常に少ない原因はまだわかっておらず、鉄が飛んでいってしまったのか、あるいはほかの銀河にとられてしまったのか、現在研究中だそうです。

科学ライブショー「ユニバース」では毎週様々なゲストをお招きして科学の話題をお送りしています。
ぜひ科学技術館4階シンラドームへお越しください。

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です